SiGMA アジア2025でランドベースドゲーミングにとっての節目となる集い

Katy Micallef
執筆者 Katy Micallef

昨年の韓国での大成功を受け、第2回目となるSiGMAランドベースドリトリートが今年はフィリピン・マニラで開催され、地域のトップクラスのオペレーターがPAGCORとの協力のもと一堂に会しました。SiGMA Asia 2025に併催されたこのリトリートは、ランドベースドゲーミング分野における排他性、洞察力、業界への影響力の新たな基準を打ち立てました。

力強いスタート:プレパーティ&ネットワーキング

6月1日、JVDの協力によるプレミアムおよびプラチナチケット保持者限定のSiGMA Asiaダイヤモンドナイトプレパーティで幕を開けました。マニラの夜景を背景に、参加者はエキサイティングなネットワーキング、エンターテインメント、祝賀の夜を楽しみました。

翌6月2日には、ネットワーキングディナーが開催され、アジア各地および海外から集まった業界リーダーが一流の料理と共に落ち着いた洗練された雰囲気の中で深い交流を図りました。

洞察・イノベーション・業界議論

6月3日、SMXコンベンションセンターでの開会式にて、マルタ大使のジョン・ブスティル閣下を迎えリボンカットセレモニーが行われました。2万人以上の参加者と4,000以上のオペレーターが参加した展示会では、ランドベースドセクターが主役となり、最新技術、市場参入の動き、統合型リゾート(IR)の未来が披露されました。

午後には、上級幹部を対象としたクローズドのCレベルフォーカスグループが開催され、規制の変化、運営課題、新興市場(日本やタイなど)におけるIRの展望が議論されました。急速に変化するアジアのゲーミング環境の中、このプライベートセッションは意思決定者たちにとって貴重な情報交換と戦略調整の場となりました。

参加者には、ハンリゾーツのスロット・テーブルゲームディレクター、オカダのCIO、MGMマカオのスロットマシンディレクター、インスパイアリゾートのカジノ運営副社長、PAGCORのシニアバイスプレジデント、ソレアのゲーミングシニアマネージャーらが名を連ねました。

卓越を称える:ランドベースドアワード

夜には、業界の優れたオペレーターや施設、個人を表彰する「グローバルゲーミングアワーズ アジアパシフィック 2025」が開催され、革新性、顧客サービス、責任あるゲーミングにおけるリーダーシップが讃えられました。これらの表彰は、リトリートの使命であるランドベースドゲーミングの発展と称賛を象徴しています。

2日目:洗練されたネットワーキングと別れの時

6月4日はさらなる展示と会議セッションが続き、シガービジネスミキサーやワインテイスティング&ディナーといった二つの特別な体験が提供されました。これらのイベントは、余暇とラグジュアリーを融合させながら、意思決定者同士の深い交流を促しました。

リトリートはSiGMA公式セレブレーションで華やかに締めくくられ、参加者は最後のひとときを祝福と交流の場で楽しみました。

SiGMAランドベースドリトリートの展望

2025年のランドベースドリトリートは、ランドベースドセクターがただ存続しているだけでなく、イノベーション、リーダーシップ、コミュニティによって未来を切り開いていることを改めて示しました。PAGCORの継続的な支援と業界の先駆者たちの多数参加により、このリトリートは世界のゲーミングカレンダーに欠かせない重要なイベントとしての地位を確立しました。