南アフリカのゲームスタートアップが2700万米ドルを調達

Content Team 1年前
南アフリカのゲームスタートアップが2700万米ドルを調達

南アフリカのゲームスタートアップであるCarry 1stは、一流のWeb 3やゲームファンドからの支援を受け、プレシリーズBラウンドで2700万ドルを調達した。この資金調達ラウンドには、主な投資家であるBitkraft Ventures、a16z、TTV Capital、Alumni Ventures、Lateral Frontiers VC、Kepple Venturesが参加した。

Carry 1stは2018年に設立された。アフリカ地域全体でゲームやインタラクティブコンテンツを発行している。シード投資には、African Investment fundとAvenir Growth Capitalを通じてGoogleが参加していた。

Cordel Robbin-Coker

最高経営責任者兼共同創設者のCordel Robbin-Coker氏は、 「私たちの頭の中には、ゲームとweb 3に焦点を当てた3つの最高のファンドがあります。そのため、目標の達成を支援するために、さらに多くのリソース、視点、支援を追加するだけである」 と述べている。

Carry 1stは2022年にビデオゲーム開発会社のRiot Gamesとパートナーシップを結んだ。この戦略的パートナーシップは、第三者取引を受け付ける決済プラットフォームであるPay 1stを介して、アフリカ地域のRiot Gamesの支払いを受け付けるようになったことで、今年さらに強化された。

サードパーティ製ゲームのライセンス

Carry 1stは大規模にゲームを制作・公開し、サードパーティーのゲームのライセンスを取得する。組み込み型のデジタルコマースプラットフォームは、革新的な技術を使って収益をもたらしている。「まだゲームを完全にライセンスする準備ができていないかもしれないが、この地域でより多くの収益を上げ、アフリカが彼らにとってどれだけ利益をもたらすことができるかを理解したいと考えている素晴らしい大手ゲーム会社と提携する機会を活用した方がいいと考えたのです。」

戦略的成長

この1年間で、Carry 1stは大幅な成長を報告した。顧客が銀行送金、暗号通貨、モバイルマネーなどのさまざまな支払い方法を使用して100以上の仮想製品を購入できるオンラインマーケットプレイスを通じて、2022年の売上高は10倍に増加した。

Robbin-Coker氏は 「特にナイジェリア、南アフリカ、モロッコなどの国で、デジタルコンテンツに対する大きな需要があることが分かった。特に、現地の支払い方法で支払いができることや、さらに重要なことに、オンラインでの購入のほとんどがドル建てであるため、現地通貨での支払いが可能であることが挙げられる」 と述べた。

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